✅ダイエットにおける糖質の重要性について

2025/05/07

糖質は“悪者”じゃない。ダイエットにこそ必要な栄養素です。

ダイエットを始めると、「糖質は太るからカットしよう」と思いがちです。確かに、過剰な糖質摂取は体脂肪の増加につながることもあります。しかし、糖質は私たちの体にとって欠かせないエネルギー源であり、完全にカットすることが必ずしもダイエットに効果的とは言えません。


✅ 糖質=エネルギー源。脳も筋肉も糖質を必要としている

糖質は体内でブドウ糖に分解され、脳・神経系・筋肉を動かす主な燃料になります。特に脳は、ブドウ糖しか使えない唯一の臓器です。極端に糖質を制限すると、集中力が落ちたり、イライラしたりする原因になることも。

また、糖質が不足した状態で運動をすると、体は筋肉を分解してエネルギーを作り出そうとします。これはダイエットの目的とは真逆。「痩せたけど、筋肉が減ってしまった」という事態を招くのです。


✅ 糖質不足=代謝の低下・リバウンドのリスク増大

糖質を極端に減らすと、身体は省エネモードに入り、基礎代謝が落ちます。すると、食事量を減らしても体重が減りにくくなり、反動で食べたときに一気にリバウンドしやすくなってしまうのです。

持続可能なダイエットのためには、糖質を適切にコントロールすることがカギです。


✅ 「良い糖質」を選ぶことがダイエット成功のポイント

糖質=NGではなく、「どんな糖質を摂るか」が重要です。以下のような血糖値が上がりにくい“良質な糖質”を選ぶようにしましょう。

良質な糖質(おすすめ) 避けたい糖質(注意が必要)
玄米・雑穀米・オートミール 白米・食パン・菓子パン
さつまいも・かぼちゃ 白砂糖・スナック菓子
果物(適量) 清涼飲料水・缶コーヒー

特に食物繊維を含む糖質は、血糖値の急上昇を防ぎ、満腹感を持続させる効果があります。


✅ 摂るタイミングも重要

糖質は朝~昼、または運動前後に摂るのがベスト。活動量が多い時間帯にエネルギーとして使われやすく、脂肪として蓄積されにくくなります。

逆に、夜遅くの糖質摂取や間食での過剰摂取は、体脂肪に変わりやすいので注意が必要です。


まとめ|糖質は「賢く摂って、味方にする」

ダイエット=糖質オフ、という極端な方法では、継続も健康も難しくなってしまいます。大切なのは、“正しく糖質を摂る”という知識とバランス感覚

  • 糖質をゼロにするのではなく、

  • 質と量を見極め、

  • 体にとって必要なエネルギーとしてうまく活用する

それが、リバウンドせずに美しく痩せるための王道です。


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