新宿区のパーソナルトレーニングジム・Ken’s Fitnessではダイエット・肉体改造など目的に合わせてマンツーマンでのトレーニングを行います。
✅ダイエットにおけるPFCバランスの重要性について
2025/05/07
【ダイエット成功の鍵】PFCバランスとは?
健康的に痩せるための“食べるバランス”を見直そう
「カロリーを減らせば痩せる」「糖質を抜けば体重は落ちる」
——そんな風に思っていませんか?
確かに体重を落とすだけなら、摂取カロリーを減らせば一時的な結果は出ます。
ですが、筋肉を落とさずに引き締まった体を作るには“PFCバランス”の調整が欠かせません。
PFCバランスとは、私たちが食事から摂る「三大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)」の理想的な割合のことです。
このバランスを理解し、正しく実践することで、「ただ体重が軽いだけの体」ではなく、「メリハリのある健康的な身体」へと近づけます。
◆ PFCとは?
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P(Protein)=たんぱく質
筋肉や肌、髪、ホルモンなど身体の材料となる。ダイエット中は特に不足しがちなので意識的に摂取したい。 -
F(Fat)=脂質
ホルモン生成や細胞の健康維持、脳の働きに必要。摂りすぎは注意だが、不足も代謝を落とす原因に。 -
C(Carbohydrate)=炭水化物(糖質)
身体を動かすエネルギー源。過剰に摂れば脂肪に変わるが、抜きすぎると集中力低下や代謝ダウンを招く。
◆ なぜPFCバランスが重要なのか?
単純に摂取カロリーを減らすだけでは、筋肉量も一緒に減ってしまいます。
筋肉が減ると基礎代謝が落ち、痩せにくく太りやすい体になってしまうのです。
PFCバランスを整えることで、
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筋肉を守りながら体脂肪を落とす
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空腹感をコントロールしやすくなる
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ホルモンバランスや体調も整いやすい
というように、健康的に痩せるための土台が作られます。
◆ ダイエット中の理想的なPFCバランス(例)
| 栄養素 | 摂取比率(例) | 摂取目安(1,800kcal/日) |
|---|---|---|
| たんぱく質(P) | 25~30% | 約112~135g(1g=4kcal) |
| 脂質(F) | 20~25% | 約40~50g(1g=9kcal) |
| 炭水化物(C) | 45~55% | 約200~250g(1g=4kcal) |
※数値は性別、体重、筋肉量、活動量によって変動します。
◆ PFCバランスを整えるための3つの実践ポイント
1. 食材選びを意識する
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たんぱく質:鶏胸肉、卵、魚、大豆、ギリシャヨーグルト、プロテイン
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良質な脂質:オリーブオイル、アボカド、ナッツ、青魚
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炭水化物(低GI):玄米、さつまいも、オートミール、全粒粉パン
2. アプリで食事管理をする
初心者は「目で見える化」するのが効果的。
「あすけん」「MyFitnessPal」などのアプリを使えば、食事を記録するだけでPFCバランスが自動計算されます。
3. “完璧”を目指さず、7~8割で継続する
「今日は脂質が多めだったな」→「明日は炭水化物を控えめにしよう」
といったように、“1週間単位でバランスを取る”意識が継続のコツです。
◆ よくある勘違い
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「糖質ゼロが正解」ではない!
糖質を極端に減らすとエネルギー不足になり、筋肉分解や集中力低下の原因に。 -
「脂質=悪」ではない!
良質な脂質はむしろ脂肪燃焼を助ける。完全カットは逆効果。 -
「タンパク質さえ摂ればOK」ではない!
たんぱく質過多でも脂肪になることがある。バランスこそが鍵。
◆ まとめ|“食べながら痩せる”にはPFCの最適化が必要
「ダイエット=我慢」というイメージはもう古い考え方です。
これからの時代は、**「正しく食べて、しっかり痩せる」**ことが主流です。
そのために必要なのが、PFCバランスの最適化。
筋肉を守り、代謝を維持し、空腹感やストレスと上手に付き合うためには、
この3つの栄養素をどう配分するかが最も重要なカギになります。
