新宿区のパーソナルトレーニングジム・Ken’s Fitnessではダイエット・肉体改造など目的に合わせてマンツーマンでのトレーニングを行います。
✅基礎代謝について
2025/05/20
基礎代謝とは?
~体を動かさなくても「消費しているエネルギー」の正体~
◆「基礎代謝」ってなんだろう?
ダイエットやボディメイクに取り組むとき、よく耳にする「基礎代謝」という言葉。
これは簡単に言えば、「人が生きているだけで使っているエネルギー」のことです。
たとえば、何もせずに寝ていても、呼吸をしたり、内臓を動かしたり、体温を維持したりと、私たちの体は24時間休むことなく働いています。
このような生命維持活動に必要なエネルギー消費量を「基礎代謝」と呼びます。
つまり、あなたが何もしなくても、体はカロリーを消費してくれているのです。
◆ 基礎代謝が消費エネルギーの7割を占める!
実は、1日に消費するエネルギーのうち**約60~75%**が、基礎代謝によるものです。
1日の総消費エネルギーの内訳は以下のようになります:
項目 | 割合 | 内容 |
---|---|---|
🔥 基礎代謝 | 約60~75% | 呼吸・心拍・体温維持・内臓の活動など |
🏃♂️ 身体活動(運動・歩行など) | 約15~30% | トレーニング・通勤・家事などの活動量により変動 |
🍽 食事誘発性熱産生(DIT) | 約10% | 食べたものを消化・吸収・代謝するためのエネルギー |
つまり、「太りやすい・痩せにくい」は、運動量よりも基礎代謝の状態に大きく影響されるということがわかります。
◆ 基礎代謝の内訳:何が一番エネルギーを使っているの?
基礎代謝の中でも、エネルギー消費に大きく関わるのは筋肉だけではありません。以下に、主な臓器・組織別のエネルギー使用割合をまとめてみましょう。
組織・臓器 | 基礎代謝に占める割合 | 主な働き |
---|---|---|
🧠 脳 | 約20% | 神経活動・思考・自律神経の制御 |
🫀 心臓 | 約8% | 絶え間ない拍動による血液循環 |
🫁 肺 | 約4% | 酸素と二酸化炭素の交換 |
🩸 肝臓 | 約20% | 解毒・栄養素の代謝・胆汁の生成など |
🩺 腎臓 | 約7% | 老廃物のろ過・電解質バランスの維持 |
💪 骨格筋(筋肉) | 約18~22% | 基礎代謝では主に筋維持のために消費 |
🧍♂️ その他(皮膚、脂肪、骨など) | 約20%前後 | 身体構造の維持など |
このように、「脳・肝臓・筋肉」だけで基礎代謝の6割以上を占めているのです。
特に脳は、意識していなくても常にエネルギーを使っている“働き者”なのが驚きですね。
◆ 筋肉が多いと代謝が上がるのは本当?
筋肉は“基礎代謝の要”であり、1kgあたりの消費エネルギーは脂肪の3~5倍ともいわれています。
しかし、実は筋肉だけを増やしても、劇的に代謝が上がるわけではありません。なぜなら、筋肉が基礎代謝に占める割合は20%前後であるためです。
とはいえ、筋トレによるエネルギー消費+筋肉の維持・修復に必要なエネルギーも考慮すれば、運動習慣のある体は代謝が高く太りにくいというのは事実です。
◆ 年齢とともに落ちていく基礎代謝…
加齢に伴って、筋肉量の減少や内臓機能の低下が起きると、基礎代謝は年々低下していきます。
一般的には、20代をピークに1年で約1%ずつ落ちていくともいわれており、「食べてないのに太る」と感じるのは、代謝低下が主な原因です。
これを防ぐには:
- 適切な筋トレ(筋肉量維持・増加)
- 良質なタンパク質の摂取
- 睡眠・ストレス管理による内臓機能の回復
など、内側と外側のバランスを取ったケアが重要です。
◆ Ken’s Fitness のアプローチ
Ken’s Fitnessでは、トレーニング × 整体 × ファスティングを融合したプログラムにより、
「基礎代謝を支える筋肉・内臓機能の両面」からアプローチしています。
- トレーニングで筋力アップし、筋肉由来の代謝を高める
- 整体で自律神経と姿勢バランスを整え、内臓の働きを活性化
- ファスティングで消化器官を休ませ、代謝の質を引き上げる
一時的な体重の増減に一喜一憂するのではなく、“痩せやすく・疲れにくい体”を土台から育てることが、私たちの目指すゴールです。
◆ まとめ
基礎代謝は、私たちが何もしていなくても消費している“隠れたエネルギー”。
その多くを担っているのは、筋肉だけでなく、脳や肝臓、心臓などの重要な臓器です。
「体重が落ちない」「運動してるのに痩せない」と感じたときは、基礎代謝そのものの質やバランスに目を向けることが大切です。
Ken’s Fitnessでは、基礎代謝のしくみを理解し、根本的に代謝を高める身体づくりをサポートします。
一緒に、“生きる力が湧いてくる体”を育てていきましょう。