✅骨格ウェーブの特徴とボディメイクの考え方

2025/05/22

骨格ウェーブの特徴とボディメイクの考え方

骨格診断の「ウェーブタイプ」は、全体的に柔らかく華奢な印象を持ち、脂肪がつきやすく筋肉がつきにくい体型が特徴です。女性らしい柔らかなラインを活かしたボディメイクが理想とされますが、筋肉量が少ないため、鍛え方を誤るとバランスを崩してしまうこともあるので注意が必要です。


骨格ウェーブの主な特徴

  • 上半身が華奢で、肩幅は狭め
  • 首が長く、鎖骨が細く目立ちやすい
  • 腰の位置が低めで、重心が下に見える
  • 脂肪がつきやすく、特に下腹部・腰回り・太ももに集中しやすい
  • 筋肉がつきにくく、運動しても線が細い印象になりやすい
  • 肌質はやわらかく、筋繊維も繊細でしなやか

このタイプの方は、見た目は華奢で服を着ると細く見える反面、実際には脂肪が付きやすい「隠れ肥満」になりやすいという傾向もあります。


ボディメイクで気をつけるべきポイント

ウェーブ体型の方にとって最も大切なのは、筋肉をつけることを怖がらずに、正しい部位に適度なボリュームを持たせることです。筋肉量が少ないと基礎代謝が低くなり、脂肪が燃えにくくなります。脂肪を落とすことばかりに気を取られると、かえってメリハリがなく、頼りない印象になってしまいます。

✅ 積極的に鍛えるべき部位

  • 背中(広背筋・僧帽筋中部)
     → 背中に厚みと姿勢の安定感をつくることで、上半身が貧弱に見えるのを防げます。

  • ヒップ(大臀筋)・もも裏(ハムストリング)
     → 下半身の重心を持ち上げ、脚のラインを整える。特にヒップアップはシルエット改善に直結。

  • 腹部(腹直筋・腹横筋)
     → 内臓を支える筋肉を強化することで、お腹のぽっこり感を防ぎ、くびれを形成しやすくなります。

  • 肩(三角筋中部)
     → 華奢な肩回りに少し丸みを出すと、バランスが整い「着やせ」ではなく「脱いでも美しい」体型に。

❌ 鍛えすぎに注意すべき部位

  • 前もも(大腿四頭筋)
     → 骨盤の位置が低く脚が短く見えやすいため、前ももが発達しすぎると脚が太く見えてしまいます。

  • 僧帽筋上部(肩~首周り)
     → 首が長く、鎖骨が見えやすい方にとって、この部分が発達しすぎると“首が短く太く”見える恐れがあります。


ボディメイクの基本方針

ウェーブ体型の方には、「姿勢改善×筋肉の立体感づくり」がボディメイクの鍵です。柔らかい印象を活かしつつ、全体の重心を引き上げ、内側から引き締めるようなトレーニングが最適です。

こんなメニューがおすすめ

  • ラットプルダウン、ロウイングなどの背中トレ
  • ヒップスラスト、ブルガリアンスクワットなどのヒップ主導の下半身トレ
  • ドローインやプランクなどの体幹トレーニング
  • 軽めのダンベルを使ったショルダープレスで肩の立体感を形成

有酸素運動はやりすぎると筋肉の分解につながることがあるため、ウォーキングや軽めのジョグを週2~3回・20~30分程度に留め、筋トレ中心のボディメイクが推奨されます。


まとめ

骨格ウェーブタイプは、鍛え方さえ間違えなければ「しなやかで女性らしい理想のライン」を作りやすい体型です。脂肪がつきやすいからといって、痩せることばかりに注力するのではなく、筋肉で土台をつくることが美しさへの近道になります。

当ジムでは、骨格タイプや筋肉の質・脂肪のつき方まで細かく見極めたうえで、一人ひとりに合ったトレーニングメニューを提案しています。ご自身の体に合ったボディメイクで、無理なく、自然に、理想の体を手に入れましょう。


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